2013年7月14日日曜日

気象庁が発表する予報用語

何度も取り上げているゲリラ豪雨ですが、実はこれも正式な用語としては認められていない言葉です。
そもそも気象学ではゲリラ豪雨の定義がはっきりとなされていません。
それに気象庁が発表する予報用語の中にもゲリラ豪雨は一切使用されていません。
ではなぜゲリラ豪雨という用語がこれほど有名になったのでしょうか?
きっかけは2008年に発生した集中豪雨を報じるニュースでした。
当時発生した集中豪雨はその性質から、かねてから一部でのみ使用されていたゲリラ豪雨という単語が、ニュースなどで頻繁に使われるようになりました。
結果ゲリラ豪雨という単語は幅広く認知され、なんとその年の流行語大賞でトップ10に輝く程でした。
広く認知されたゲリラ豪雨という単語ですが、まだ正式な用語としては認められていないことが事実です。
公の場でゲリラ豪雨という用語を使う際には少し気を使うようにしましょう。

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